「ふくしまから はじめよう。」知事が都内フェアで宣言
食や体験、ステージイベントなどで福島の今の姿を伝える催し「がんばろうふくしま!大交流フェア」が3月20日、東京国際フォーラムで開かれ、1万5千人の来場者でにぎわった。
会場には佐藤雄平知事も駆けつけ、福島の復興を早くから支援し、紅白歌合戦にも出場した郡山市出身の俳優西田敏行さんとのトークショーも開いた。終了後は、復興に向けた新しいスローガン「ふくしまから はじめよう。」を宣言し、「ぜひ来県を」と呼びかけた。
ステージでは、スパリゾートハワイアンズのフラガールがフラ&タヒチアンダンスを披露したほか、ご当地のゆるキャラPRなどを実施した。
グルメコーナーでは昨年のB―1グランプリ姫路大会で4位入賞を果たした「なみえ焼きそば」をはじめ、会津ソースカツ丼、ふくしま餃子、喜多方ラーメンなどが出展。体験コーナーには県の縁起物「赤べこ」の絵付けで東北の復興支援を応援する活動「赤べこプロジェクト」が参加、来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」コーナーも設け、観光の話題を紹介した。
取り組みは08年に開いた「ふくしまファンの集い」から数えて5回目となる。今回は被災から復興していく福島を伝えるとともに、首都圏に避難している被災者の交流の場として開いた。