新団体設立延期に、日観連と国観連
<4月改め、10月設立目指す>
日本観光旅館連盟(近兼孝休会長)はこのほど、国際観光旅館連盟(佐藤義正会長)との合併・新団体設立に関して、当初予定の4月の新団体設立を延期し、10月の設立を目指すことを、日観連の広報誌「やど日本MAGAZINE」のなかで発表した。3月27日時点で国観連側は新団体設立のスケジュールに関しては発表をしていない。
日観連の発表によると、両団体の消滅、新団体設立のスケジュール延期に関して、昨年秋からの国観連側の内部調整に約半年間を要したことを理由に挙げ、当初予定の4月1日の新法人設立には物理的に困難になり、設立目標を10月1日に延期したという。
今後のスケジュールは4月に新法人の定款作成、5月に両団体での新設合併契約の締結、6月に両団体の総会で新設合併契約の承認、9月30日に両団体の消滅、10月1日に新法人の成立、内閣府への合併の届け出提出を目指す。
本部会費については、2012年度の本部会費は両団体とも現行の本部会費のままで、重複会員は従来通り両団体の本部会費を納め、新法人設立以降分の日観連本部会費分については、年度末に月割りで精算をする。13年度は11年度総会決議のとおり旧団体の本部会費を納め、14年度からは統一本部会費となる。