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収益金を全額寄付へ、中四国復興応援ツアー 三洋航空サービス

2018年8月23日
編集部:飯塚 小牧

2018年8月23日(木) 配信

岡山・倉敷美観地区

歴史や芸術、文化などに深く触れる旅を得意とする、三洋航空サービス(中塚裕博社長、兵庫県神戸市)はこのほど、中国・四国を巡る復興応援ツアーを企画した。収益金は「平成30年7月豪雨」(西日本豪雨)の復興支援金として、日本赤十字社を通じ、全額寄付する。

 西日本豪雨では、直接的に被害が少なかった地域の観光客も減少するなど、2次被害が続いている。7月24日の岡山県の発表によると、県内の宿泊キャンセル人数は約10万人、総額で約10億円にのぼると推計される。こうした状況から同社は、今回のツアーを企画。「阪神淡路大震災時に全国の皆様から温かいご支援をいただいたことへの恩返しの意味もある」としている。

 今回の企画を受け、各自治体、地域からもメッセージが寄せられている。

 「観光に来ていただくことで、岡山は元気になります。観光で岡山を元気に!!ぜひ岡山にお越しください 」。(岡山県・伊原木隆太知事)

 「皆様に鳥取県においでいただくことが復興への一番の応援になります。鳥取県の豊かな自然、情緒あふれる温泉などをお楽しみください。岡山・鳥取両県が手をつなぎ、皆様のお越しを心よりお待ちしております」。(鳥取県・平井伸治知事)

 「平成30年7月豪雨による被災に際しまして は、全国各地から物心両面にわたリ心温まるご支援を賜リ、心より感謝申し上げます。現在、本市では、ー丸となって被災前のにぎわいを取り戻すため全力で取り組んでおり、多くの方々にお越しいただき、倉敷を楽しんでいただくことが、復興 へ向けた大きな力となります。皆様のお越しを心よりお待ちしておリます」。(倉敷市・伊東香織市長)

 「この度の平成30年7月豪雨による災害に際しまし て、倉敷市に対し皆様に多くのご支援と励ましのお言葉 を頂きましたことを心より感謝申しあげます。倉敷市北部 の真備町は被災しましたが、現在復興への歩みを進め ております。また、倉敷市内の観光地は皆様をお迎えできる状態であリ、倉敷の現在の姿を見ていただくことが復興への大きな力になると考えております。皆様のお越しをお待ちしております」。 (倉敷観光コンベンションビューロー・小林清彦会長)

復興応援企画

【カリスマ添乗員平田進也と行く復興応援バスツアー1泊2日】

 

 メディアで活躍中の平田進也氏(日本旅行)が添乗員として案内する復興応援バスツアー。観光客が激減している倉敷で散策時間をとり、食事・観光・買物で倉敷を応援。宿泊はJR線の不通により宿泊者が激減した皆生温泉を用意する。2日目は7月14日にリニューアルした「水木しげるロード」も訪れる。 9月15日(土)、梅田・神戸発。

【貸切バス旅行1泊2日プラン】

 8人から小型バスを貸し切れるプランを用意した。JR線の不通などにより宿泊者が激減した地区を応援する企画。兵庫県全域と大阪府全域から発着できる。設定期間は10月31日(水)まで。

【個人旅行プラン】 

 

 今回の被災で宿泊者が激減した岡山と広島、愛媛、鳥取、島根の宿泊施設を紹介している。

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