トラベル・カウンセラー制度、紹介サイトを開設
日本旅行業協会(JATA)は8月1日から、協会ホームページ内で「トラベル・カウンセラー制度」を紹介するサイトの運用を開始した。旅行業界関係者だけではなく、一般消費者にも制度を紹介することで、旅行需要の促進をはかることが狙い。主要旅行会社のホームページ上にもリンクをはり、周知に努めていく。
同制度は旅行者の旅行の多様化に対応し、そのニーズを的確に捉えていくための知識や技能の習得を目的に、JATAが事務局のトラベル・カウンセラー制度推進協議会が2005年から設けている。新サイトでは、「お客様へ、旅の安心と信頼をお届するスペシャリスト資格認定制度」をキャッチフレーズに、業界をあげて人材育成に取り組んでいることをアピールするほか、旅行知識などを習得できる講座への参加も促していく。
<12年度秋期講座申込み受付開始>
トラベル・カウンセラー制度推進協議会は9月14日まで、10月開講の「トラベル・コーディネーター(T/C)」「デスティネーション・スペシャリスト(D/C)」の秋期養成講座の受講者を募集している。T/Cは販売実務と旅行地理、コミュニケーション・スキルの3科目。D/Cは22講座(33カ国・地域)を設ける。
申込みはWEB(http://www.traco.jp )から。