グランプリは松江女子と鶴岡中央
第4回「観光甲子園」グランプリは松江女子と鶴岡中央、応募は76校158プラン
全国の高校生が地域の資源を生かした「観光プラン」を競い合うコンテスト、第4回「観光甲子園」(同大会組織委員会主催、石森秀三委員長)が8月26日、兵庫県神戸市の神戸夙川学院大学で開かれた。
グランプリの文部科学大臣賞を島根県の松江市立女子高校、観光庁長官賞を山形県の県立鶴岡中央高校が受賞。松江女子は4回連続本選出場の甲子園常連校で、2010年の第2回大会でもグランプリの観光庁長官賞を受賞している。
今大会には全国から76校が参加して158プランを応募。書類審査を経て予選通過した10校が本選出場を果たし、8人の審査員を前に12分間パワーポイントを使い、パフォーマンスを織り込みながらプランを発表した。
松江女子は「自信が持てず、自分が嫌い」という人に、松江での「自分を変える旅」を提案。鶴岡中央は東北震災復興を願い、被災地も庄内も元気になる「癒し」のプランを提案し、復興へ向けたメッセージを発信した。
なお、準グランプリには3校、優秀作品に5校が選ばれた。また、本選以外で特別賞として8校に旅行新聞新社社長賞など贈られた。
受賞校は次の通り。
【グランプリ】
文部科学大臣賞=島根県松江市立女子高等学校「Lets’縁きりふれっしゅ~松江ではじまる新しい自分旅~」
観光庁長官賞=山形県立鶴岡中央高等学校「“脱・ありきたりの旅”PART2~被災地と庄内を結ぶ“Win Win”な癒しツアー~」
【準グランプリ】
大会組織委員長賞=清真学園高等学校「宙ガール、“星のリゾート”茨城に行く。~茨城をソラカラ復興支援~」
兵庫県知事賞=岩倉高等学校「自然満喫ハートフル旅行in兵庫~ローカル線&クルージングでバリアフリーな旅を!~」
神戸市長賞=長崎県立五島海陽高等学校「Wonderful Adventurous Natural Town~自然を体験できる素敵な街in五島~」
【優秀作品賞】
日本観光振興協会会長賞=愛知県立半田商業高等学校「知多半島の『ひと』めぐり、幸せ感じる感幸(観光)プラン~商都・半田で『ちたりあん』!?~」
日本旅行業協会会長賞=大阪府立能勢高等学校「能勢の味覚と悠久の時間を求めて-伝統の味で綴る旅-」
全国旅行業協会会長賞=島根県立邇摩高等学校「時を刻み夢の世界へいざなう~寝ても覚めても仁摩町ワールド~」
西宮市長賞=山形県立新庄南高等学校「本日開店、新庄トライやる!塾~親子の絆再発見ツアー~」
日本ホテル協会会長賞=奈良県立奈良朱雀高等学校「大和茶でほっこり?記紀万葉の旅~高校生プロデュース://奈良@時代.jp~」
【特別賞】
兵庫県教育長賞=岩手県立宮古商業高等学校▽ひょうごツーリズム協会理事長賞=長崎県立島原農業高等学校▽神戸市教育長賞=神奈川県立神奈川総合産業高等学校▽神戸国際観光コンベンション協会会長賞=京都府立桂高等学校▽西宮市教育委員会賞=和歌山県立新翔高等学校▽NHK神戸放送局長賞=岐阜県立加茂農林高等学校▽旅行新聞新社社長賞=青森県立弘前実業高等学校▽日本ヘルスツーリズム振興機構理事長賞=岡山県立林野高等学校