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“日本一のおんせん県”

2012年9月11日
編集部
西田陽一会長(ホテル白菊社長)
西田陽一会長(ホテル白菊社長)

10種の泉質を大阪でPR、大分県

  湧出量、源泉総数ともに日本一を誇る温泉王国の大分県を「おんせん県」として売り出そうと8月31日、旅行会社や報道関係者を招き大阪市内で「日本一のおんせん県♨情報発信会」が開かれた。

 7月25日に発足した大分県内の宿泊・観光施設などで組織する「おんせん県観光誘致協議会」(会長=西田陽一ホテル白菊社長)が主催。西田会長が「大分を“日本一のおんせん県”としてさまざまなかたちで売り出していく」と宣言した。

森竹嗣夫大分県観光・地域局長
森竹嗣夫大分県観光・地域局長

 森竹嗣夫大分県観光・地域局長は「8月28日に県の2015年までの観光振興計画を策定した。今後は官民一体となり『日本一のおんせん県おおいた♨味力(みりょく)も満載』をキャッチフレーズに、日本一の温泉と素晴らしい食の魅力を、古くから関係の深い関西へ積極的にPRしていく」と述べた。

 説明会では、7月の九州北部集中豪雨による風評被害地として日田、竹田、中津市が現状を報告。JR久大本線の全線復旧により特急「ゆふいんの森」「ゆふ」は8月28日から通常通り運行、阿蘇市と竹田市を結ぶ国道57号の通行止めも8月20日に解除され、「元気な日田、竹田、中津市へお越し下さい」とPRした。

 さらに、別府八湯温泉Gメンリーダーで、おんせん県観光誘致協議会顧問の斎藤雅樹氏が「湯の個性と機能温泉浴」と題して講演。「世界に11ある泉質の内10種類がそろう大分はまさに“温泉のデパート”。草津温泉と同じ泉質なら別府の明礬温泉など、全国の名湯巡りが県内で楽しめる」と語った。

 さらに、「まず硫黄泉の明礬温泉で肌の老廃物を取り除き、次に保湿効果の高いメタ珪酸の鉄輪温泉に入ると美肌効果が高い」など、2湯を組み合わせて「美肌」「ダイエット」「癒し」などの効果を生み出す入浴法「機能温泉浴」を紹介した。

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