「発酵食品」を生かし、前橋市の魅力を発信
2018年8月28日(火)配信
「発酵食品」を生かし、前橋市の魅力を発信――。前橋観光コンベンション協会(曽我孝之理事長)はこのほど、酒やチーズ、納豆など、地元自慢の発酵食品の製造現場を巡る「まえばし発酵めぐりの旅」を企画した。健康食品として注目される発酵食品を切り口に、2020年開催のデスティネーションキャンペーン(DC)にあわせ観光誘客をはかる。
前橋市では、酒など古くから生産されている発酵食品と、チーズなどの新たに生産され始めている発酵食品が味わえる。来年発売の「まえばし発酵めぐりの旅」では、生産者との出会いの場を創出し、観光の選択肢を増やすことが目的。今秋には、同市の発酵食品の魅力を紹介する特設サイトも開設する。
8月27日に東京都内で行われた会見で前橋市の山本龍市長は、「手間と知恵、赤城山の風とそこから湧き出る水。この4つが組み合わさって前橋の食は生まれている」とPR。曽我理事長も、「前橋は優れた発酵技術を持っている」と強調し、「とくに東京都民にツアーを浸透させたい」と意気込んだ。