訪日の小冊子を作成、外国人に安全・安心を(観光庁)
観光庁はこのほど、風評被害対策の一環として、放射線や放射能の影響を心配する外国人を対象とした安全・安心小冊子を制作した。
放射線やリスクコミュニケーションなどの専門家で構成される「観光への放射線影響を検討するワーキンググループ」が編集・監修を行い、従来の空間線量率などの情報に加え、外国人が日本観光で知りたいと思う情報を掲載。日本と各主要都市の空間線量率の比較や、東京1日観光の空間線量と食品検査の実測結果、日本の水・食品の規制と検査体制、四季折々の観光と放射能、放射線や放射能についてのQ&Aなど、12ページの構成だ。
英語・韓国語・中国語(繁体・簡体)・仏語・独語版を作り、JNTO海外事務所や旅行博などの海外出店イベント、在外公館などで配布している。