セントレア道民割CP継続決定、中部エリア人気スポットが入場無料に
2018年9月6日(木) 配信
中部国際空港セントレアは今夏に始めた「セントレア道民割」キャンペーンが好評だったことを受け、第2期(10~12月)として、CPを継続すると発表した。同CPは、北海道からセントレアへのフライトで中部エリアに来訪した北海道在住者を対象に、特典をプレゼントするもの。
8月30日(木)には、札幌市内で特典内容の発表会を開いた。発表会後はJR札幌駅南口で、名古屋名物であるみそカツを無料配布し、セントレア道民割CPのPRをした。
第2期特典では、中部エリアの人気観光スポットの入場料が無料となる。10月(愛知県)は名古屋城、名古屋テレビ塔、11月(三重県)がナガシマリゾート なばなの里イルミネーション、12月(三重県)は松浦武四郎記念館となる。
□『セントレア道民割』キャンペーン 実施背景
2018年1~4月期の札幌(新千歳)=中部線の利用者数は、前年同期比12・1%増となる約46万3千人で過去最大となった。一方、北海道在住者を対象に調査したところ、中部エリアの来訪比率が他地域に比べて低い(愛知県:50%、岐阜県:26%、三重県:30%)ことが分かった。
しかし、中部エリアの食文化である名古屋めしには、89%が「食べてみたい」との意向があり、外国人にも人気なオアシス21(愛知県名古屋市)は、約63%が「行ったことはないけど、行ってみたい」という回答があった。同社は、「中部エリアに興味のある北海道在住者が多い」とみる。(中部国際空港㈱マーケット調査 2018.3実施)
これらを受け、中部地方への旅行者が少ない北海道在住者に食・文化・自然の魅力を伝えるため「セントレア道民割」CPを開始。中部エリアへの旅行のきっかけづくりを提供している。