創立40周年盛大に祝う
(株)全旅、和歌山で記念式典
全国旅行業協会(ANTA)の保険業務を取り扱う会社として1973(昭和48)年に設立された、株式会社全旅が、このほど創立40周年を迎えた。
記念式典が10月23日、和歌山県和歌山市の「和歌山マリナ―シティ・ロイヤルパインズホテル」で開かれ、関係者200人が参加した。大下英治氏による「稲むらの火―濱口梧稜に学ぶ」の講演や、塗善祥しによる中国琵琶の演奏など華やかに行われた。
二階俊博全国旅行業協会(ANTA)会長はじめ、下宏和歌山県副知事ら来賓が多数参加したことに対し、池田孝昭社長が御礼を述べ、「40年の歴史には、先人たちの苦労の上に成り立ってきた。これまで、保険事業、クーポン事業を中心に旅行、物販、ネット事業の拡大をし、協会会員の事業拡大と利便性の向上に努めてきた。さらなる企業価値の向上に取り組んでいく」と決意を語った。
来賓として二階ANTA会長、下宏和歌山県副知事、浅井修一郎和歌山県議会副議長、土生川正道高野山無量光院住職がそれぞれ祝辞を述べた。
また、二階ANTA会長から、姜東錫2012麗水世界博覧会組織員会委員長、李参韓国観光公社社長、朴三求錦湖アシアナグループ会長に感謝状を贈呈。さらに、池田全旅社長から、昨年災害に遭った東北地方や和歌山県の旅館の女将、山口淑子(台温泉・観光荘)、高橋知子(秋保温泉・緑水亭)、渡邉いずみ(土湯温泉・山水荘)、片桐栄子(磐梯熱海温泉・ホテル華の湯)、小渕祥子(川湯温泉・冨士屋)、奥川美香(勝浦温泉・勝浦観光ホテル)さんに感謝状を贈呈した。
懇親会は、吉井和視和歌山県議会議員自民党和歌山県連幹事長の乾杯ではじまり、「全旅ハイパーフレンズ」のおやじバンドの演奏などで盛り上がった。