「(株)おいでませ山口県」設立、初代社長は島耕作
おいでませ山口観光キャンペーン推進協議会は11月9日、東京丸ビルホールで「(株)おいでませ山口県」発足発表会を開いた。
山口県では、12月13日の岩国錦帯橋空港開港に先立って、全県で広域観光キャンペーンを実施。その一環として今回「(株)おいでませ山口県」という架空の企業を発足させることで、観光活性化を狙っている。
初代社長には山口県出身で、抜群のビジネスセンスを誇る「島耕作」を起用。社員は山口県を応援する県民・関係者全員とし、山口県出身の松村邦洋氏や宮本和知氏が「食べちょる課長」「楽しんじょる課長」に就任した。「泊まっちょる課」では、現在課長を募集中。
山口県の山本繁太郎知事は、「昨今、暗いニュースが多いなか、日本を明るく元気にするものの1つに旅や観光がある。山口県にも皆様に最高の感動を提供できる資源が豊富にあるが、会社設立にあたって山口県の魅力をPRしていきたい」とあいさつした。
続いて、「島耕作」作者の弘兼憲史氏、全日本空輸(ANA)の篠辺修副社長から祝事が述べられ、山口ふるさと大使の石川佳純さんや、岡本信人さんからビデオメッセージが送られた。その後、松村氏、宮本氏、弘兼氏、山本山口県知事、福田良彦岩国市長によるトークセッション、会社設立を記念して登壇者全員が鏡割りを行った。