ピンクリボンのお宿セミナー
12月11日、汐美荘(新潟県瀬波温泉)で開催、参加者を受付中
「ピンクリボンのお宿ネットワーク」(略称:リボン宿ネット、畠ひで子会長)は12月11日、新潟県村上市瀬波温泉の「夕映えの宿 汐美荘」で、会員と地元新潟県内の宿泊施設・観光関係者などを対象にした「ピンクリボンのお宿セミナー」を開催する。セミナーへは本紙読者の参加も可能で、11月30日締切で、申込みを受け付ける。
リボン宿ネットは、乳ガンを患い、手術を受けて回復の道を歩みながらも、術後の痕を気にして旅をあきらめてしまうという女性の方たちに、もう一度、誰の目も気にせず旅に出かけてもらい、心ゆくまで旅館・ホテルでの入浴などを楽しんでもらおうと、全国の宿、団体・企業、医療関係者などが参画して今年7月10日に発足した。
現在会員数は宿泊施設が61、団体が3、企業が12の計72会員。会の設立以降、患者やメディア、医療関係者などからの問い合わせが相次ぎ、関心の高さをうかがわせる。
セミナーでは患者代表でCSRプロジェクト理事・技術士の桜井なおみさん、富山中央病院看護師長・ガン看護認定看護師の酒井裕美さんがそれぞれの立場で講演を行う。講師2人と旅館関係者を交えたパネルディスカッションも行い、具体的な対応や宿泊プラン作りなど参加者と意見を交わす。
セミナーの開催時間は午後1時から4時30分。参加費は無料。なお、セミナーに合わせ全国の病院や会員の宿などで配布する「ピンクリボンのお宿」も12月7日に発行する=写真。
セミナー参加は下記に問い合わせ、参加申込書に必要事項を記入して申し込む。
問い合わせ=ピンクリボンのお宿ネットワーク事務局(旅行新聞新社内)
電話:03(3834)2718。