やまなし女将の会設立、おもてなしを推進
山梨県内の旅館・ホテルの女将たちが結束し、地域経済の活性化や観光振興をはかろうと「やまなし女将の会」(河野暢子会長・石和温泉「富士野屋夕亭」社長)を発足。11月6日に甲府市の常磐ホテルで設立総会を開いた。女将の会は県内の65施設、71人で構成される。
山梨県は昨年12月、「おもてなしのやまなし観光振興条例」を制定。おもてなし週間を設けるなど、県内を訪れた観光客に向け感動のもてなしを提供すべく、取り組みを行っている。今回の「やまなし女将の会」は県内各地で活動していた女将会の統一組織とし、全県一丸となったもてなしの推進を強化していく。
女将の会では今後、おもてなし向上に向けた勉強会や、ワインの講習会なども計画し、観光PR活動を行っていく予定。総会後には、おもてなしアドバイザーを務める、ザ・リッツ・カールトン前日本支社長の高野登氏による講演も行われた。