test

第3回かながわ観光大賞、最優はカップヌードルM

2013年1月18日
編集部
表彰を受けるカップヌードルくん
表彰を受けるカップヌードルくん

 神奈川県(黒岩祐治知事)は昨年12月14日、「第3回かながわ観光大賞」の表彰式を行った。グランプリには開館1年足らずで来館者100万人を達成した「カップヌードルミュージアム」が輝いたほか、3部門の大賞と審査員特別賞がそれぞれ選ばれた。

 黒岩知事は「どれも大賞に値するほど素晴らしく、悩みに悩んだ」と審査の過程を振り返った。とくに、グランプリのカップラーメンミュージアムについては「横浜の新しい観光名所として大人気だ。来館すると、インスタントラーメンを発明した安藤百福さんのクリエイティブシンキングが伝わり、勇気づけられる。意義あるミュージアム」と絶賛した。

受賞者と黒岩知事(中央)
受賞者と黒岩知事(中央)

 昨年11月に登場したキャラクター“カップヌードルくん”と表彰を受けたカップラーメンミュージアムの筒井之隆館長は「海外からのお客様にも来ていただきたかったので、国際都市の横浜を選んだが、地元に評価していただいたことは大変名誉なこと。心から嬉しく思う」と喜びを語った。

 審査委員を代表し、東海大学・菅井克行教授は応募全体の印象について「民間レベルで大きな推進力があったことや地域自らが主体となった問題解決型のもの、地域や民、行政が三位一体で地域活性化に取り組んでいる事例が多かった」と今回の特徴を述べた。そのなかで精神性や地域性、創意工夫、集客実績、経済波及効果などをもとに審査を行ったと説明し、各賞の講評を行った。

 グランプリ以下の賞は次の通り。

 【魅力ある観光地づくり部門大賞】小田急箱根ホールディングス「箱根スイーツコレクション」スイーツを切り口に、箱根エリアが一丸で取り組むことで、若い世代など新たな観光客の獲得や上質なイメージ醸成に取り組んだ【観光による地域活性化部門大賞】一夜城ヨロイヅカファーム「一夜城ヨロイヅカファームプロジェクト」パティシエの鎧塚俊彦氏と地元農家、小田原市が連携して施設をオープン。地域の農産物を活用したスイーツショップやレストラン、マルシェなどがあり、月に約1万人が来訪【外国人観光客部門大賞】富士箱根ゲストハウス代表・高橋正美氏「外国人観光客の受け入れを通じた国際観光まちづくり・人づくり」箱根で経営する民宿で、28年間にわたり、75カ国・11万人を超える外国人観光客を受け入れた。「VISIT JAPAN大使」に任命されている【審査委員特別賞】秦野市観光協会「新しい協働型観光振興事業」職員を民間企業経験者で構成。観光資源の発掘やオリジナリティある事業で財源確保に努め、自立した観光協会を目指している。

いいね・フォローして最新記事をチェック

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。