東京で観光魅力発信、沖縄ナイトに1500人集う
沖縄県と沖縄観光コンベンションビューローは1月29日、東京都内のホテルで、沖縄観光キックオフ・プロジェクト2013「沖縄ナイト」を開き、旅行会社など約1500人の出席者に一層の沖縄観光への協力を呼びかけた。
仲井眞弘多知事は「昨年は復帰40年の節目。今年3月には新石垣空港の開港がある。さらに政府閣議で那覇空港の第2滑走路増設が決定した。工期も予定より短縮され、5年程度でもう1本滑走路が供用開始となる。沖縄にとって観光リゾートは大きな産業でありもっと飛躍する予感がある。沖縄の新しい魅力を発見してもらい、さらに発展させたい」と述べた。
続いて山本一太沖縄担当大臣、岸田文雄外務大臣が登壇し「沖縄振興予算や那覇空港新滑走路の工期短縮など安倍首相の沖縄への思いを感じとってもらったのではないか。沖縄には大きな可能性がある。日本を引っ張っていくような沖縄にしていくため政府も振興に向け頑張りたい」(山本大臣)「何度も沖縄を訪れているが、幾度に魅力を感じている。沖縄ナイトのひと時で盛り上がり沖縄の元気を感じてほしい」(岸田大臣)と祝辞を述べた。
さらに送客側代表として植木義晴日本航空社長、伊東信一郎全日本空輸社長も「沖縄には人々のホスピタリティあふれるもてなし精神がある。沖縄のさらなる魅力アップの手伝いをしていく」(植木社長)、「全日空は18の支店から那覇空港、3つの支店から石垣空港に路線を持っている。今後も沖縄の発展に少しでも寄与できればうれしい」(伊東社長)と語った。
会場には観光や物産、農産物を紹介するコーナーが設けられたほか、琉球舞踊のアトラクションも披露された。
同日午後には「沖縄観光&MICEコンテンツフェア~オールおきなわ大博覧会~」も開かれ、沖縄の自治体や観光協会、宿泊施設、運輸、ブライダル関連企業などがブースを出展、旅行会社との商談に臨んだ。