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北海道と沖縄から「日本を元気に」  「人・モノ・仕組み」の促進地で地方創生の最先端モデル目指す

2018年9月25日
営業部:鈴木 克範

2018年9月25日(火) 配信

どさんこしまんちゅプロジェクト実行委員とフォーラム参加企業の皆様

「北海道と沖縄から日本を元気にしよう!」をビジョンに掲げ、北海道と沖縄の多業種の企業が参画する、どさんこしまんちゅプロジェクトが9月1日(土)に発足。9月19日(水)には記念フォーラムが開かれた。

どさんこしまんちゅプロジェクトとは

 どさんこしまんちゅプロジェクトは、端(北海道)と端(沖縄)で力を合わせて、新しいアイデアを基に社会的意義のある新たな価値を創造し、社会に大きな変化をもたらす人・モノ・仕組みを促進させ、沖縄と北海道、さらには日本を元気にし、世界から愛される場所にすることを目指す取り組み。

250人参加し、発足記念フォーラム開催

 プロジェクト発足に際し、札幌市内のホテルにて発足記念フォーラム「観光・食・ビジネス 北海道と沖縄の共創がもたらす価値」を9月19日(水)に開き、沖縄からの参加者約30人を含む約250人が参加した。基調講演では政府「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」委員の石井至氏が「2020年に4000万人!北海道と沖縄がインバウンドで稼ぐ方法」について話し、パネルディスカッションも行われた。

 プロジェクトの第1弾は9月20日(木)から10月17日(水)まで、北海道内のサツドラ148店舗(一部店舗で扱わない商品あり)で沖縄の食をPRする「沖縄フェア」を実施する。さらに北海道新聞社とスカイマークがコラボした北海道⇔沖縄間のお得航空券プランや、沖縄ツーリストによる東京発で北海道と沖縄両方を1度の旅行で楽しむことができるプランも企画する。

今後の展望

 今後の数値目標として、(1) 観光に関しては、「2020年延べ宿泊者数、北海道+沖縄で1億人泊」、(2) 企業連携モデル、地域連携モデルとなる「地域創生モデル」のプロジェクトを100個作ることを目指し、プロジェクトを通して人材交流を促進し、海外旅行博への共同出店なども企画する。

会員企業一覧

 会員企業は北海道と沖縄、東京の23社でスタート。サポーター・スポンサー企業・団体を随時募集している。発足時の23社は下の通り(敬称略・順不同)

【北海道】
 サツドラホールディングス/北海道新聞社/北海道文化放送/北海道ツアーズ/サッポロビール/ティーバイティーホールディングス/YOSHIMI

【沖縄県】
 沖縄ツーリスト/沖縄セルラーアグリ&マルシェ/琉球インタラクティブ/琉球朝日放送/琉球新報社/沖縄タイムス/フォーモストブルーシール/沖縄ファミリーマート/沖縄銀行/オリオンビール

【東京都】
 大日本印刷/ケン・コーポレーション/全日本空輸/日本航空/スカイマーク/DMM.com

代表理事コメント

【東 良和代表理事】
 「まだ立ち上がったばかりのこのプロジェクトに、各方面のプロフェッショナルの皆様に参加いただき率直に嬉しいです。北海道と沖縄の交流に関しては、これまでのさまざまな先人の皆様の礎があったからこそだと感じ、改めて感謝しております。今後は、一つの地域では解決が不可能な問題もお互いで連携し合い、経済発展と文化交流に貢献したい。」

【富山 睦浩代表理事】
 「これからは地域の時代になると思います。東京一極集中ではなく、それぞれの地域が特色や魅力を発信し稼ぐ、社会課題を自ら解決していく。これが日本の次のスタンダードとなると思います。北海道と沖縄はこのモデルとなる可能性を大いに秘めています。このプロジェクトを通じて、さまざまな企業と人が集まり、新しいアイデアが生まれることを期待しております。2つの地域がタッグを組み、お互いのノウハウや人脈をオープンにつなげていくことで、新たな地域創生のモデルができると確信しております。」

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