12年度通訳案内士試験、合格者は713人に
合格率は14・3%
日本政府観光局(JNTO)はこのほど、2012年度通訳案内士試験の最終合格者を発表した。総受験者数5千人のうち合格者は713人、合格率は14・3%となった。合格者のうち、外国籍の人は80人で構成比は11・2%。
言語別の内訳は、英語が398人(合格率13・3%)、中国語が143人(同13・6%)、韓国語が52人(同12・7%)、フランス語が45人(同23・1%)、スペイン語が24人(同23・5%)、ドイツ語が15人(同22・4%)、ロシア語が13人(同18・1%)、イタリア語が11人(同20・4%)、ポルトガル語が9人(同19・6%)、タイ語が3人(同20・0%)。
年齢別にみると、40代が217人(構成比30・4%)と最も多く、30代が188人(同26・4%)、50代が159人(同22・3%)、60代が70人(同9・8%)、20代が67人(同9・4%)、70代が8人(同1・1%)、10代が4人(同0・6%)と続く。
なお、通訳案内士試験は通訳案内士法に基づき、JNTOが国の試験事務代行機関として毎年1回実施。試験は外国語(10言語)、日本地理、日本歴史、一般常識に関する筆記試験(1次試験)と、外国語による口述試験(2次試験)で行われる。