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「九州オルレ」の第2弾、4コースを追加へ(九観機構)

2013年3月1日
編集部
龍馬ゆかりの地を巡る霧島妙見コース
龍馬ゆかりの地を巡る霧島妙見コース

≪国内にも積極発信、韓国で人気のトレッキング≫

 九州観光推進機構は2月15日、韓国・済州島発祥のトレッキング「九州オルレ」の第2次コースとして、平戸(長崎県平戸市)、天草松島(熊本県上天草市)、高千穂(宮崎県高千穂町)、霧島妙見(鹿児島県霧島市)の4コースを追加した。

 九州オルレは韓国済州島で人気のトレッキング「済州オルレ」の九州版として昨年からスタート。武雄(佐賀県武雄市)、奥豊後(大分県竹田市・豊後大野市)、天草維和島(熊本県上天草市)、指宿開聞(鹿児島県指宿市)の4コースが第1弾として開設され、これまでに多くの韓国人が体験に訪れている。

 「オルレ」とは、済州島の方言で「家に帰る細い道」の意味。その名の通り、海岸や山、民家など、その土地のあるがままの姿を楽しむのが醍醐味だ。

 今回追加のなかで平戸コースは全長13キロ。周辺の島々が見渡せる川内峠や、寺院と教会が見える風景、オランダ商館など、異国情緒あふれる景色が楽しめる。

 天草松島コースは、広大な田園風景や天草四郎が宴を開いたと伝えられる千厳山、のどかな漁村などを歩く全長11・5キロのコース。

 高千穂コースは、2千年前に創建されたと伝わる高千穂神社や、巨大な柱状節理で知られる高千穂峡、静寂な森林など、神話の里を満喫する12・3キロのコース。

 霧島妙見コースは、全長11キロ。湯治湯として古くから知られる妙見温泉を起点に、塩浸温泉、犬飼滝、和気神社など、坂本龍馬が妻のお龍と日本初の新婚旅行で訪れた地を巡る。

 九州観光推進機構やそれぞれの地元では、韓国からのインバウンドに加え、今後は国内観光客向けにも、各地域の魅力が伝わる観光素材として、九州オルレを積極的に売り出していく意向だ。

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