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四国4県の見どころをプレゼン 観光商談会開く

2018年9月28日
営業部:後藤 文昭

2018年9月28日(金)配信

山本和弘事業推進部長

 四国ツーリズム創造機構は9月27日(木)、東京都内で「四国観光商談会」を開いた。四国4県が来年の各県の観光トピックを紹介し、四国旅客鉄道(JR四国)は、運行する観光列車をアピールした。首都圏の旅行会社、運輸会社40社約220人と四国各県の自治体、観光施設関係者76施設約90人が情報を共有した。

 冒頭、同機構の山本和弘事業推進本部長は「7月の西日本豪雨で、直接の被害だけではなく、宿泊施設や観光施設のキャンセルが四国全体に広がっています。引き続きの支援をお願いします」と呼び掛けた。同機構は四国運輸局と連携し、「四国観光復興キャンペーン」を展開。「旅で四国を元気に」をテーマに掲げ、四国4県の観光の早期復興を目指している。

 プレゼンテーションでは、愛媛県が「東予東部圏域振興イベント(えひめさんさん物語)」の開催を発表。4月20日からの219日間、「三都を巡る、きらめくモノ・コトさがし」をキャッチコピーに展開。東予東部エリア(新居浜市・西条市・四国中央市)で、「別子銅山遺産」や「紙」、「子供」などの地域資産焦点を当て、魅力を体験できるアート系イベントなどを計画する。

 「志国高知 幕末維新博」が好調で、17年には過去最高の県外観光客入込数を記録した高知県。来年2月からは「自然・体験キャンペーン(仮称)」を展開する。「歴史資源」や「食」に並ぶ同県の強みである「自然」を生かした観光資源を創出し、中山間地域の振興と活性化に結びつける。 

 また香川県は「瀬戸内国際芸術祭」の開催概要を、徳島県は「#徳島あるでないでキャンペーン」の継続を報告した。

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