KAYAK、「今訪れるべき」ネクストブレイク旅行先ランキング発表
2018年10月1日(月) 配信
旅行検索エンジンのKAYAKはこのほど、 「今訪れるべき」ネクストブレイク旅行先ランキングトップ10を発表した。検索数トップ30の人気旅行先を除いて、検索率が上昇し、今後さらなる検索が見込まれる旅行先を選んだ。
これによると、日本人が検索した旅行先のなかで、前年比323%増の伸び率を示した韓国・チェジュが1位となった。2位の台湾・高雄の同160%と比べて倍以上の伸び率だった。上位2都市は平均旅行日数が3日間で、ほかの旅行先に比べて短く距離も近い。同社は「日本ユーザーにとって気軽に訪れることのできる新たな旅行先として、注目が集まっている」とみる。
一方、近隣アジアへの旅行熱から一転し、オーストラリアからは3都市がランクインしたほか、ヨーロッパやアメリカなど、中長距離の都市への注目が集まっていたという。
アジア太平洋(APAC)全体では、W杯開催で注目が集まったロシア・ウラジオストクが年間検索上昇率150%超で1位となった。2位は日本人旅行者からも高検索率を記録した台湾・高雄だった。
このほか、同調査ではAPACの旅行者のうち60%以上が旅行先を選択するさいに、新たな旅行先を検索していた。「一度訪れた旅行先だけでなく新たな土地での体験を求め、意欲的に旅行先選定を行っていることが分かった」(同社)と調査を振り返った。