北海道ふっこう割商品の造成急ぐ、オリジナルロゴで露出強化 JATA
2018年10月2日(火) 配信
日本旅行業協会(JATA)は10月1日(月)、北海道胆振東部地震からの観光の早期復興を目指し、「北海道ふっこう割」を利用した旅行商品の造成を急ぐと発表した。オリジナルの「旅で応援!」(北海道バージョン)ロゴを活用した露出強化など独自の復興支援にも努めていく。
北海道ふっこう割は、国が9月28日に81億円の予算を計上すると発表。国内外の北海道旅行者に1泊から宿泊割引などの支援を行う。風評被害を払しょくし、観光需要を喚起するのが狙いだ。
JATAもふっこう割を利用した商品造成を会員に呼び掛けており、準備ができた会社から順次発売していく。発売開始の情報は随時、JATAホームページで紹介するという。なお、10月1日から、るるぶトラベルと楽天トラベル、じゃらんnet、YAHOO!トラベルはWeb販売限定の宿泊商品(単品)の売り出しを開始している。
また、ふっこう割の適用にかかわらず、北海道への旅行需要を拡大するため、オリジナルロゴなどで露出を促進する。主催会議や委員会などを北海道で開催し、復興状況の把握や誘客コンテンツの視察なども合わせて行う予定だ。