旅館から地域を変える、若手経営者16人が白熱議論
観光庁は3月13日、山形県・天童温泉のほほえみの宿滝の湯で、次世代を担う旅館・ホテルの若手経営者16人と、地域の旅行会社や交通事業者、物販店、土産物店、地元大学、自治体、観光協会などの代表者ら約100人が観光産業の未来について議論する「旅館と地域の明日を創るフリートーキング」を開いた。8つのグループに分かれ、宿での変革への取り組みを発表したり、地域を変えていくアイデアや思いをぶつけ合った。
特別講演には初代観光庁長官で、首都大学東京教授の本保芳明氏が講演し、「地域に戻って中核となって活躍してほしい」とエールを送った。
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若手旅館・ホテル経営者16人は次の各氏。
荒川信康(蟹御殿/佐賀県太良嶽温泉)▽井上裕士(ホテル八千代/愛媛県道後温泉)▽岩田一紀(有馬ロイヤルホテル/兵庫県有馬温泉)▽菅野豊臣(萩姫の湯栄楽館、ホテル華の湯/福島県磐梯熱海温泉)▽佐藤太一(日本の宿古窯/山形県かみのやま温泉)▽庄司丈彦(つかさや旅館/山形県湯田川温泉)▽須藤宏介(いきかえりの宿瀧波/山形県赤湯温泉)▽関谷寿宣(寿宝園/山形県小野川温泉)▽鴇田英将(亀山温泉ホテル・千葉県君津市)▽富井智子(松泉閣花月/新潟県越後湯沢温泉)▽原太一郎(流辿別邸観山聴月/宮城県青根温泉)▽星永重(藤龍館/福島県湯野上温泉)▽森田金清(月の栖熱海聚楽ホテル/静岡県熱海温泉)▽山口敦史(ほほえみの宿滝の湯/山形県天童温泉)▽湯本孝之(あぶらや燈千/長野県湯田中温泉)▽横山公大(土佐御苑/高知県高知市)