約21万円をJATAの災害義援金に寄付、ブランドUSAコミッティージャパン
2018年10月9日(火) 配信
ビジットUSAコミッティージャパン(高橋光徳会長)は10月9日(火)、ツーリズムEXPOジャパン2018の「ブランドUSAブース」として、21万4050円を日本旅行業協会(JATA)に寄贈した。ブース内で実施したチャリティーオークションの売り上げの半額をJATAの災害義援金に寄付し、JATAは多発する国内の自然災害被災地の復興支援に充てる。ビジットUSAコミッティージャパンは日本から米国への誘客促進をはかっている業界団体で、寄付は今年で7回目。
ブランドUSAブースのオークションは毎年人気が高く、それを目当てに訪れる客もいる。今年は協賛企業・団体から約80の商品が寄せられた。なかにはパッケージツアー商品もあったため、例年の約2倍の収益金となった。総売上は42万8100円で、半分はアメリカの旅行業界関連の「ツーリズム・ケアンズ」に寄付するという。
贈呈式でJATAの田川博己会長はツーリズムEXPOジャパン2018を振り返り、「5年で大きくなった。産業のすそ野が広がりありがたい」と語った。ブランドUSAの毎年の寄付にも謝意を述べ、来年の大阪開催でも従来通りの展開を求めた。これに対し、高橋会長は「BtoBの商談はノーショーがなく、好評だった」と評価。来年の出展にも意欲を示した。
昨今のアメリカ方面の商品造成についても触れ、田川会長は「アメリカはテーマ別観光がいくらでもある。テーマを深堀していく時代」と言及。JATAでも「アメリカ大陸 記憶に刻まれる風景30選」を選定し、来年の上期商品から注力して展開することを紹介した。