関東地方の紅葉見ごろは「例年並み」
2018年10月11日(木) 配信
日本観光振興協会はこのほど、今年の関東地方の紅葉の見ごろは「例年並み」の見込みだと発表した。紅葉スポットの情報は運営する観光情報サイト「全国観るなび」で確認できる。
「紅葉の見ごろ」は紅葉樹や黄葉樹が全体に紅(黄)葉したころとしており、9月の平均気温から予想する気象庁が作成した予測式を使って算出する。日本観光振興協会は気象庁が1965(昭和40)年から行っていた関東地方の17スポットの紅葉見ごろ予想を引き継ぎ、2008年から毎年10月上旬に発表している。
また、関東地区に限らず全国約180カ所の主要紅葉スポットを対象に、11月末日までの毎週木曜日に色づき情報を更新して案内している。なお、今後の天候の推移によって紅葉の見ごろ時期は前後する可能性があるため、サイトでの確認を呼び掛けている。
□「全国観るなび」について
全国各地約13万件の観光施設などの観光情報と紅葉やお祭りなどの季節情報を提供している。また、昨年2月から英語サイト「Must-see Japan」をテストリリースし、外国人旅行者に向けて情報提供も行っている。提供する季節情報は、今回の紅葉情報のほかに11月にはイルミネーション、12月にスキー・スノーボード、1月に初詣・初日の出、3月に桜、7月に花火大会、さらに毎月約400件の行・祭事情報のなど、全国各地の魅力的ある観光地の情報を国内外の消費者に提供している。なお、これらの情報の収集・更新は現地の自治体、観光協会や関係者の協力のもとに行っている。