草津温泉の「御座之湯」、4月25日にグランドオープン
群馬県の草津温泉に、明治時代まであった共同浴場「御座之湯」が湯畑前に再建され、4月18日に竣工式が開かれた。再建を記念してプレオープン期間の4月24日まで無料開放し、4月25日にグランドオープンした。
御座之湯は源頼朝が入浴したとの伝説もあり、江戸時代から明治時代にかけて湯治場として人気が高かったという。明治期をイメージした木造2階建てで再建され、延べ床面積は約730平方メートル。浴槽は石とヒノキの2種類で湯畑源泉と万代源泉の2種類の掛け流し源泉が楽しめる。入浴後に浴衣に着替え、畳敷きの広間で休憩する「湯治体験」もできる。
入館料は入浴のみで大人500円、子供(3歳以上12歳未満)300円。湯治体験が大人1千円、子供500円から。プラス2千円で外出用浴衣もレンタル可能だ。営業時間は午前7時から午後9時まで。年中無休。
特別企画「ちょいな(温泉マーク)三湯めぐり」は1300円で、外出用浴衣に着替えて、大滝乃湯と西の河原露天風呂の三湯めぐりが体験できる。
草津温泉では、御座之湯を中心とした湯畑周辺の再開発が進んでおり、そぞろ歩きができる「湯治広場」や名物の湯もみショーが行われる「熱の湯」もリニューアルオープンを予定している。
問い合わせ=草津町役場企画創造課 電話:0279(88)9000。