台湾で日本精神を学ぶ!“大人の修学旅行”募集開始
2018年10月11日(木) 配信
リアルインサイト(鳥内浩一社長、東京都中央区)はこのほど、台湾で日本の歴史を肌で学ぶ“大人の修学旅行”「日台友好歴史探訪ツアー」の募集を開始した。毎年企画しているもので、今回は5回目。12月31日(月)まで募集を受け付け、2019年1月24日(木)~1月27日(日)にツアーを実施する。
全国修学旅行研究協会が行っている修学旅行調査の2016年度データによると、台湾へ修学旅行を行ったのは262校4万1878人となりトップ。次ぐ米国(ハワイ、グアム、サイパンを含む)は254校3万6661人。台湾は2006年度の3552人と比べ約11・8倍となり、校数、人数とも初めて1位となった。同協会の木田一彦・国際担当部長は「親日的で治安も良いのが人気の理由。旅費が安価な点も大きい」と分析する。
修学旅行先でも人気の高い台湾で、大人向けに日本の精神を学ぶ旅として実施する「日台友好歴史探訪ツアー」は、参加費だけで24万8千円(航空券代・ホテル代別途)と高額にも関わらず、過去開催の全4回のツアーでは全国から参加希望者が殺到。経営者をはじめ、学校教師や医療関係者、シニア層、台湾生まれの日本人、学生の子供を連れて参加する人などで、毎回100人の定員が埋まる人気のツアー。
ガイドブックに掲載されている人気観光スポットには一切行かず、台湾元総統・李登輝氏や台湾に「日勝生加賀屋」を誘致した徳光重人氏の講演など、台湾に今も残る日台友好の歴史を辿り、日本人が失いかけている精神を学ぶ。台湾の教科書に載り、台湾人なら誰もが知っている台湾に功績を残した有名な日本人は多数存在するが、日本ではあまり知られていない。現地台湾の人々が今でもその日本人たちに感謝をしていることやその功績を守り、語り継いでくれていることを知り、参加者は感動を覚えるという。
□「日台友好歴史探訪ツアー」詳細
日程:2019年1月24日(木)~1月27日(日)
申し込み期限:2018年12月31日
参加費:24万8千円(航空券代・ホテル代別途、早期割引あり)
<主な訪問先>
・台湾で唯一本殿と拝殿が残る桃園神社
・日本軍人 杉浦茂峰少尉が祀られる鎮安堂飛虎将軍廟
・鳥山頭ダム(非公開の地下を含む)、八田與一記念館(台湾加賀屋誘致者・徳光重人氏の解説・案内)
・日本の警察官 森川清治郎巡査が祀られる義愛公
・台湾教育の聖地 芝山巌、国立台湾博物館
・日本統治時代を経験された友愛グループ(美しく正しい日本語を台湾に残す会)との交流会と会食
・文筆家 片倉圭史氏 講演
・新亜旅行 会長 張幹男氏 講演
・李登輝元台湾総統あいさつ・会食(昨年は参加したが、現在95歳と高齢のため、体調不良などの理由により、当日参加できない場合がある)
ツアー詳細、申し込み方法はホームページから。