日本人の28%が1人旅好む ジェットスター、旅行の国際意識調査
2018年10月11日(木)配信
ジェットスターグループはこのほど、日本やオーストラリアなど8カ国の顧客を対象に旅行スタイルに関する国際比較調査を行った。「誰と行く旅行が、夢のような旅行か」という質問では、日本人の28%が「1人旅」と答え、「配偶者または恋人」に次いで2位に。一方、日本以外の7カ国で2番目に多かった「友人(1人または複数)」は、日本では全体の7%にとどまり、国内のさまざまな業界で高まる「お一人様需要」が、旅行スタイルにもあてはまる結果となった。なおすべての国で1位は、「配偶者または恋人」となった。
旅行の目的の1つにもなる食に関する項目では、「飲食店などでメニュー内容がわからない」とき、日本と台湾は「あてずっぽう(適当)に注文」するが1番多く、日本人は全体の44%が回答した。オーストラリアや中国など5カ国は、「何を注文しているのかが分かるよう、誰かに翻訳をお願いする」が1位となり、香港は「あてずっぽう」と「誰かに翻訳をお願いする」が同数だった。
「旅行先の食事」に関する日本の回答は、1位が「地元の人が行くようなお店や屋台に行く」で44%、2位が「評判が良いお店に行く」で33%。台湾(51%)やオーストラリア(42%)など6カ国で一番多かった「評価が低いカフェやレストランでも、興味をもって試してみたい」と回答したのは、全体の4%にとどまった。
同社は併せて、「機内で隣に座っている人の行動として、気になること」についても調査を行った。日本人が一番気になるのは「大声で話す」(35%)、次いで、「肘掛けを両サイド使用する」(26%)、「フライト中、ずっと話し掛けてくる 」「睡眠中のいびきが激しい」(13%)の順となった。なお「大声で話す」は、中国、香港、台湾、ベトナムでも1位で、ベトナムでは59%と過半数以上を占めた。
調査は今年7月、2万8500人以上を対象にインターネット上で実施した。対象地域は、オーストラリア、ニュージーランド、日本、シンガポール、中国、台湾、香港、ベトナムの8カ国。調査には、ジェットスターカスタマーパネル(中国ではWeChat、台湾と香港、ベトナムはFacebook)を利用した。