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学観連とサポーター契約、若旦那若女将体験を継続(全旅連青年部)

2013年5月17日
編集部
山口青年部長(左)と林さん
山口青年部長(左)と林さん

 全国旅館ホテル生活生成同業組合連合会青年部(山口敦史部長)と日本学生観光連盟(代表=林日奈子さん/桜美林大学)は4月26日、東京都内で「宿未来プロジェクト委員会」のサポーター契約継続の調印式を行った。2013年度は、第3回若旦那若女将密着体験プロジェクトの開催を目標とした。

 山口青年部長は、「第21代全旅連青年部長として初の公務がこの調印式になった。学観連とは、6年前から一緒に活動を行い、若旦那若女将密着体験プロジェクトは11、12年度と2年続けて行った。日本の文化である宿文化を継承するために若い人にも頑張ってもらい、次の世代に伝えていくことが重要だ。伝える役割を学観連の皆様にも担っていただきたい」と述べた。林さんは、「学観連は観光の発展に貢献しようと、21大学477人の会員で成り立っている組織。設立5年目の若い団体ですが、今後もいろいろなことに挑戦していきたい」と意気込みを語った。

 第3回若旦那若女将密着体験プロジェクトでは、前回の課題にあがった危機管理について(食中毒)の対応やスケジュール管理を徹底し、参加できない学生に対しても情報共有ができる場を作ることを目指していく。また、全旅連青年部のホームページで「旅館・ホテル若旦那直通ダイヤル(仮称)」として、新卒求人希望者の施設概要や勤務待遇、給料などを一覧にした求人サイトの作成を協同で行う。さらに、全旅連青年部員の施設を集めた集団企業説明会をリクルート(リクナビ)などとの共同開催を検討。各10ブロックからの参加を目標としている。

 全旅連青年部は、(1)学観連の活動に対し企業見学や講演会を通し支援を行う(2)学観連と共同事業を企画・開催し、旅館ホテル業界発展の為に相互に努力、連携する(3)学観連との間で将来継続可能な協力体制を構築する――の3点を主な協定目的としている。

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