使用料は6%に設定、宿泊施設に新システム説明(ジャルパック)
ジャルパックは5月31日、東京・お台場のホテル日航東京で、10月から販売を開始する新しいダイナミックパッケージ(DP)と仕入れシステムについて、宿泊施設向けの説明会を開いた。そのなかで、同社の仕入れシステム「ジャルパックeエントリーシステム」の使用料は販売額の6%と発表。他社サイトと比べて最低値の使用料を設定し、施設にコスト削減メリットをアピールした。
同日午後の説明会は都内の宿泊施設を中心に55施設が参加。集まった施設を前に、同社の平塚和利執行役員は、同社DPが2012年度は前年比120%と伸びていることや、同社国内旅行シェアの38―40%を占めていることなどを報告。13年度も同130%と好調なスタートを切っており、「重要な商品と位置付けている」と語った。
そのため、これまでのじゃらんなどと連携して販売しているものに加え、日本航空(JAL)を利用するJALマイレージバンク会員に向けたDP「JALダイナミックパッケージ」を展開することで、さらなる拡大を目指していく。
今回発表した新システムはDPのほか、JALホームページで展開する宿泊のみの予約サイト「JALイージーホテル」にも適用。新システムは自社仕入れのため、宿泊施設との契約は一新する。システムの初期導入費用は無料で、各サイトコントローラと接続する。また、使用料が半額になる導入キャンペーンを展開。9月15日までに、DPとイージーホテルのプランを各20以上登録すると、システム使用料が3%になる。さらに、追加マイルプランを5プラン以上登録すると使用料は2%になる。キャンペーンの対象期間は販売開始から13年12月31日の予約受付分で、14年5月6日チェックイン分まで。