国内ビジネスジェット利用の需要開拓へ ANAビジネスジェットとJTBが業務提携
2018年10月18日(木) 配信
ANAビジネスジェット(片桐純社長、東京都港区)とJTB(髙橋広行社長、東京都品川区)はこのほど、国内市場におけるビジネスジェット利用の新規需要の掘り起しを目的に、業務提携契約を締結した。
ビジネスジェットは日本において、法人の海外渡航や個人のプライベート旅行など、需要が高まりつつある。一方、ビジネスジェット利用を日本で申し込む場合は、見積もりや手配が難しいという課題がある。欧米などのグローバルマーケットと比較すると、市場規模は限定的になっている。
JTBは今回の業務提携で、法人の海外旅行の手配や富裕層旅行にビジネスジェットの利用を提案していく。
ANAビジネスジェットは、国際線定期便からビジネスジェットの乗り継ぎ便や、日本から海外目的地までの直行チャーター便を手配する。安全品質を確認したビジネスジェット運航会社と業務提携する。12月からは北米域内に加えて、欧州域内(フランクフルト経由)のチャーター手配を始める。