No.343 オンライン旅行産業国際会議 - OTAトップ4社が市場語る
オンライン旅行産業国際会議
OTAトップ4社が市場語る
2015年に日本のオンライン旅行販売は市場シェアの40%に――。5月24日、オンライン旅行産業の国際会議「Web In Travel Japan」が東京・お台場のホテル日航東京で開かれた。日本の旅行市場は現況、実店舗を持つ伝統的な旅行会社が優勢だが、オンライン旅行会社(OTA)をはじめ、ウェブ上での旅行販売は確実に市場を席巻しつつある。今後、OTAはどのような展開をみせるのか。トップ4社が語り合った。
【飯塚 小牧】
≪OTAも地域振興を、ソーシャルがキーに≫
≪LCCで消費上がる、日本市場は魅力的≫
Web In Travel(WIT)は、オンライン旅行産業に特化した国際会議として、2005年にシンガポールから始まった。日本では昨年、初めて「WIT Japan」を開催。2回目の今回は「No More Walls」を全体のテーマに、日本のオンライン旅行市場の現状把握から、国内外のオンライン旅行会社(OTA)によるパネルディスカッション、今後拡大するモバイルの分析、LCCの影響、日本の旅行業界の構造変化など、さまざまなテーマでプログラムを設定。オンライン旅行業界を牽引する企業のトップをはじめ、内容に応じた多彩な登壇者が今後の市場について語り合った。
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〈15年に市場シェアの40%に、日本のオンライン旅行市場概況〉
旅行関連業界の調査会社のフォーカスライトインク(本社・米国)日本代表の牛場春夫氏は、昨年行った自社の調査をもとに、日本のオンライン旅行市場の概況を紹介した。そのなかで牛場氏は、2015年に日本のオンライン旅行販売は市場シェアの40%まで拡大すると予測した。
※ 詳細は本紙1506号または6月27日以降日経テレコン21でお読みいただけます。