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来年のDC参画を、リボン宿ネットの取り組みも(新潟女将の会)

2013年7月1日
編集部

 新潟女将の会(会長・小山千寿子鷹の巣館女将)は6月4日、上越市の鵜の浜温泉「ロイヤルホテル小林」で通常総会を開き、ピンクリボンのお宿ネットワーク(略称・リボン宿ネット)や来年のDCに向けた県の取り組みなどへの参画の事業計画案を承認するとともに、2回目を迎えた館内をチューリップで飾る「チューリップコンテスト」に参画した6軒への表彰式を行った。

 席上、あいさつに立った小山会長は日ごろの会への協力を感謝するとともに「来年はDC、そしてその後には北陸新幹線の開業も控えている。女将会が先頭に立って実施しているスイーツ巡りをより充実させるとともに、県と一体になって北陸新幹線開業に向けた関西圏への誘客も行っていく」と述べた。

 総会終了後には奥様セミナーとして新潟県健康対策課の帆苅久美主査とリボン宿ネットの有島誠事務局長が講演を行った。このなかで帆苅主査は新潟県における乳がんの現状について報告するとともに「乳がんは自身の触診によって発見できる。毎日入浴の際に触診するとともに、必ず検診も定期的に受けてほしい」と話した。

 また、有島事務局長は乳がん患者が術後に気軽に旅行に行けないというアンケート結果を報告、「患者の家族も含めると多くの人が二の足を踏んでいる。こうした方々への旅行喚起を促すために会を発足した」と説明するとともに「ハードの整備も必要だが、それ以上にソフト面での対応が重要。バスタオルを多めに貸し出すとか、大浴場が空いている時間の告知などできることから行っていってほしい」と結んだ。

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