複眼的な報道に努める 日本専門新聞協会71回目の専門新聞大会開く
2018年10月23日(火) 配信
日本専門新聞協会(楢原茂理事長)は10月16日、帝国ホテル(東京都千代田区)で「第71回日本専門新聞大会フェスティバル」を開いた。楢原理事長は、「社会の発展に寄与すべく、専門的メディアとしての複眼的な報道の実現に努める」と述べ、組織の一層の発展へ、加盟各社に協力を求めた。石井貞德副理事長による「我われ専門新聞は日々的確な報道活動を行い、社会、経済の発展に寄与する」との大会宣言も行われた。
式典では、18人に対し功労章と功績賞、加盟社優良社員表彰が行われたほか、写真コンクール入選18作品などが発表された。
時局講演会には、立命館大学客員教授の薮中三十二氏が登壇。「漂流するグローバル社会と日本の針路」と題し、アメリカと中国、北朝鮮、日本を中心に世界情勢を解説。「日本は今後、日米同盟の堅持と同時に、アジアとの共生もはかる必要がある」と持論を展開した。