訪日商談会さらに充実、登録締切は7月19日まで(JATA旅博2013)
日本旅行業協会(JATA)は9月12―15日の4日間、東京ビッグサイトで「JATA旅博2013」を開催する。12、13日の業界日に実施する「JATA国際商談会」は、昨年からさらに規模を拡大。とくに、昨年初めて行ったインバウンド商談会は、世界から厳選した100社のバイヤーを招聘する予定だ。商談会のオンライン参加登録は7月19日まで。
今年の旅博は、より親しみやすく、覚えやすいように名称を「JATA旅博」に統一。国際観光フォーラムと国際商談会、展示会、顕彰事業の4大イベントを包括し、会場も、東ホールにすべてのプログラムを集める。海外旅行だけではなく、国内旅行、訪日旅行を含む旅行市場の活性化を目的に展開する。
初日プログラムとなる「JATA国際商談会」はアウトバウンド商談会とインバウンド商談会、メディアミーティングの3つで構成する。今年の特徴は規模拡大と利便性を考慮し、すべてを展示会場東ホール6に集結するほか、商談件数を昨年の24セッションから28セッションに増やす。また、今後のビジネスにも役立てられるように、バイヤー・セラーリストと商談会ガイドブックを参加者全員に配布する。
注目のインバウンド商談会は2日間ともバイヤーがデスクに着席し、セラーが訪問する事前アポイントメント・マッチング形式で行う。商談件数は1日目が15セッション(1セッション20分)、2日目が13セッション(同)の設定。バイヤーは、アジア地区、欧米豪地区から100社の実益につながる厳選した海外バイヤーを招聘する予定だ。
アウトバウンド商談会は、1日目は事前アポイントメント・マッチング形式だが、2日目は昨年の参加者の声を反映し、セラーの出展ブースにバイヤーが訪問するオープン・セッション形式で展開する。また、1日目に行うメディアミーティングも充実させ、国内外のさまざまなメディアを同一会場に招いて出展者との情報交換や商談を実施する。
商談会の参加者規定はインバウンド商談会のセラーが国内旅行関係の出展者で、出展者は原則1小間あたり2社4人までの登録が可能。参加費は無料。また、アウトバウンド商談会のバイヤーはJATA会員であれば無料で参加できるほか、非会員でも有料で1社あたり2人まで参加できる。費用は1人1万円。メディアミーティングのメディアは事前申込による登録制で参加費は無料。
国際商談会のオンライン登録は公式ホームページ(http://tabihaku.jp )から。
問い合わせ=国際商談会事務局 電話:03(5510)2008。