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ローソンと販売提携、日本初の航空券コンビニ販売(ジェットスター・ジャパン)

2013年7月21日
編集部

巨大Loppiを挟み右が鈴木社長、左が玉塚COO

 ジェットスター・ジャパン(鈴木みゆき社長)はこのほど、コンビニエンスストアを展開するローソン(新浪剛史社長)と販売提携し、7月4日から全国のローソン1万38店舗でジェットスター国内線航空券の予約・決済を開始した。航空会社がコンビニで航空券を直接販売するのは日本で初めて。

 航空券購入は、ローソンの店舗に設置しているマルチメディア端末「Loppi」を操作して予約し、レジで決済する。決済は現金のみで、1搭乗1人につき630円の取扱手数料がかかる。7月中の手数料は販売開始記念で特別価格の420円。インターネットが利用できない場合や、クレジットカードを持っていない人でも購入できる環境を整えることで、利用者の拡大を狙う。

 同日、会見を開いた鈴木社長は前日の7月3日に就航1周年を迎え、合計160万人が利用していることを報告。「提携はさらなる飛躍の新しい一歩。オンライン販売を強みとしている当社が全国に1万店舗以上展開しているローソンと提携することは非常に意義がある。日常に密着したサービスを展開するローソンと提携することで、航空券の購入方法の新たな選択肢を提供することができ、当社を身近に感じていただく機会が増えると思う。空の旅が電車やバスのように日常的な交通手段により近づける」と期待した。

 また、ローソン取締役代表執行役員の玉塚元一COOは「ジェットスター・ジャパンは創業1周年だが大変急成長しており、間違いなくお客様のニーズがある」とし、「今回『Loppi』の操作はなるべく分かりやすく、簡易なかたちでお年寄りの方にも操作しやすいように設計した。スタッフもアシストしながら、ジェットスターの航空券購入拡大を広めていきたい」と語った。

 発表後は、一般消費者を対象に、セレモニー用の巨大Loppiを使用した抽選会を実施し、提携をアピールした。

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