飯坂でサンバパレード、ほろ酔いウォークと共催
温泉街に元気を届けた
福島県の飯坂温泉で7月12、13の両日、夏の恒例行事「第27回ほろ酔いウォーク2013」が開かれ、2日間で約2千人が参加した。14日にはサンバパレード「飯坂deサンバ」も行われ、温泉街は熱気と歓声にあふれた。
震災後、復興支援の一助として実施した「飯坂deサンバ」は、今年で3回目を迎えた。浅草サンバカーニバルの常連チーム「アレグリア」のメンバー約50人が、温泉街を約1キロに渡りパレードした。
陽気なリズムに誘われ、大勢の観客が沿道に繰り出した。今年も温泉街に帰ってきたダンサーや鼓笛隊に、たくさんの拍手と応援の声が送られた。一緒に踊る観客もいて、約1時間のパレードは盛り上がりを見せた。
夕刻からは夏の風物詩「ほろ酔いウォーク」が開かれた。税込3500円(当日券は同4千円)で、45軒の協賛店から6軒を選び、ギョウザや寿司など、各店独自のセットメニューを楽しむ飯坂温泉の人気企画。参加者は受付後、早速目当ての店に向かっていった。
【鈴木 克範】