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震災復興の現状学ぶ、観光振興大会2013inいわて(日本商工会議所)

2013年8月1日
編集部

立石義雄副会頭

  日本商工会議所(岡村正会頭)は7月5日、岩手県の盛岡市民文化ホールで「全国商工会議所観光振興大会2013inいわて」を開き、約1200人が参加した。

 岩手県は、東日本大震災で甚大な被害を受けたが、少しずつ復興への歩みを進めている。復興の現状を学ぶため、大会前日には分科会を実施し、商工会議所会員や観光産業関係者などが被災地へ赴いた。大会当日は、復興において観光が果たす役割などを考察するパネルディスカッションで災害に強い観光地づくりへの理解を深めた。

 立石義雄副会頭は冒頭のあいさつで、「時間の経過により震災の記憶が風化し、被災地への関心が薄れることがあってはならない。引き続き全国の商工会議所と復興支援に取り組んでいく」と力を込めた。

 パネルディスカッションでは、「大震災が発生したときの観光客の安全確保」などをテーマに、東京大学先端科学技術研究センターの西村幸夫氏、JTB総合研究所常務観光危機管理研究室長の髙松正人氏、宝来館(釜石市鵜住居)の岩崎昭子氏、日本商工会議所観光委員会共同委員長の須田寛氏が登壇した。

(次号詳細)

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