業界人必聴!!、「業界日セミナー」参加募る(JATA旅博2013)
日本旅行業協会(JATA)は9月12―15日、東京ビッグサイトで「JATA旅博2013」を開催する。このうち、13日は業界日として設定し、旅行業界のさまざまな職域で役立つ業界人必聴の「業界日セミナー」を展開する。旅行業関係者の入場料は無料。
業界日セミナーは、日常業務にすぐに役立つ最新情報を多彩な講師陣が発信・解説する。今年は、ITセミナーや苦情対策セミナーのほか、世界文化遺産登録で注目が集まる富士山観光の可能性や問題点、人気上昇中のデスティネーション紹介など17のテーマを設定。営業や企画、カウンター、総務などすべての職業領域の現場に対応する話題を盛り込んだ。
このなかで、メインステージEastで行う「ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー2013表彰式&添乗シンポジウム」は、日本添乗サービス協会(TCSA)が12年度にツアーコンダクターの模範として多大な貢献をした人を表彰する。“ナニワのカリスマ添乗員”の日本旅行・平田進也氏が添乗員の本音を語るプログラムも設定する。定員は200人。
また、メインステージWestでは、「四位一体(地域+空港+航空会社+旅行会社)の地域ツーリズム」と題したセミナーを行う。LCCの参入など空港、航空ビジネスを巡る状況の急速な変化や、インバウンド誘致など今後の市場を見据えて地域が動き出すなかで、地域と空港、航空会社、旅行会社の4者はどのような協働ができるのかを討論する。定員は200人。
今年話題のセミナーは「富士山の現状と課題について―合力の取り組み―」。世界文化遺産登録で、日本の山から世界の山になった富士山にさまざまな来訪者が訪れるなか、今後の対策などを現地エコツアーガイドの視点を通じて伝える。定員は100人。
デスティネーションセミナーの注目は、「未知の国 トルクメニスタン」。カスピ海の東に位置する国で、今までほとんど観光情報がなかったが、今年初めてブース出展が決定した。このタイミングに合わせて観光大臣も来日し、現地観光事情を紹介する。定員は60人。
業界日セミナーの開催時間は午前11時から午後6時。会場は東京ビッグサイト東1・2・3・6ホールに設置したメインステージWest/EastとセミナールームA―C、G―H、J―K。事前登録は、旅博公式ウェブサイト業界向けページ(https://www.b.tabihaku.jp/form/prior )から。なお、同日は有料プログラムの「国際観光フォーラム2013」も開催しており、8月23日まで参加者を募集している。