No.350 楽天トラベル・山本考伸社長に聞く - サイト開発に“スピード感”を
楽天トラベル・山本考伸社長に聞く
サイト開発に“スピード感”を
今年6月、転身わずか4カ月で楽天トラベル代表取締役社長に就任した山本考伸氏。自社サイトの開発スピードをさらに加速させ、旅行業界で日本一のメンタルシェアを目指すという。訪日旅行を取り扱う海外向けサイトは、デザインやシステムを新たに構築し、国内向けサイト同様にスピード感を持ったホームページへと改新していくと述べた。楽天トラベルはどのようにして他社との差別化をはかるのか、山本社長に聞いた。
【聞き手=増田 剛、構成=内川 久季】
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メンタルシェア日本一へ、“楽天モデル”海外へ拡大
――社長に就任されて2カ月が経過しましたが、楽天トラベルに対する印象に変化はありましたか。
■ 私が以前、勤めていたトリップアドバイザーは、アメリカベースのテクノロジーIT企業で、フェイスブックやグーグルにカルチャーが近い会社でした。外から見た、楽天は「稟議があり、しっかり物事を決めてから動く日本的な会社」という印象がありましたが、楽天トラベルがウェブサイト・ウェブマーケティングのスピード感を変えれば「何かが起こる」と思っていました。
※ 詳細は本紙1515号または9月17日以降日経テレコン21でお読みいただけます。