10年ぶりの船神事 “ホーランエンヤ”来年5月 島根県
2018年11月1日(木)配信
島根県は10月11日、大阪市内のホテルで旅行会社や報道機関を集め、観光情報説明会「しまね・旅の縁(えにし)」を開いた。
溝口善兵衛知事はあいさつで、「西日本豪雨の影響を受けたが、JR西日本や中国地方の各県で、がんばろう! 西日本キャンペーンを展開している。国の宿泊支援事業ふっこう周遊割を活用して、観光需要の回復に向け全力で取り組んでいる」と話したうえで、「今年5月には日本遺産に安来市と浜田市の資産が追加認定された。来年5月には日本3大船神事の1つ、ホーランエンヤが松江市で行われる。引き続き、送客をお願いしたい」と述べた。
同県では今年度、県ゆかりの俳優、玉木宏さんを起用したキャンペーンを展開している。ご縁の国しまねとインフルエンサーを組み合わせた造語、「ご縁フルエンサー」として、今後は島根観光スポットを巡る動画の公開などを行っていく見通し。
一方、日本3大船神事の1つ、松江城山稲荷神社式年神幸祭(ホーランエンヤ)が来年5月、松江市で10年ぶりに開催。同月18日が「渡御祭」、22日「中日祭」、26日「還御祭」となり、渡御祭と還御祭では100隻以上の大船行列を見ることができる。船が通る大橋川沿いには約1千席の桟敷席を設ける予定。
また、県西部の浜田市は来年、浜田藩の成立から400年の節目を迎え、「浜田開府400年祭記念事業」を実施。多彩な特別企画などを行う。
説明会後には、商談会と交流会が行われた。交流会では、島根和牛や宍道湖のしじみ、仁多米、出雲そば、地酒などがずらりと並び、参加者が懇親を深めた。
30年ほど前、弟が母と叔母を連れて、隠岐の島に旅をしました。なぜ、隠岐の島?と聞くと
二人が飛行機に乗ったことがないので、海も含めて親孝行したそうです。出雲大社、隠岐の島は自然と古代の歴史の宝庫と思っています。しかも、私は玉木ファンクラブ。早くしないと体力がなくなるので、友達とできるだけ早く、行きたいと思っています。皆、忙しいのですが、だからこそのご縁を思ってじつげんしたいです。