No.352 旅館の労務管理(後編) - 就業規則は働き方のルールブック
旅館の労務管理(後編)
就業規則は働き方のルールブック
本紙で「いい旅館にしよう!」プロジェクトの対談シリーズに登場する工学博士の内藤耕氏(サービス産業革新推進機構代表理事)に、旅館の労務管理についてインタビュー取材を行った。後編の今回は、「就業規則は『働き方のルールブック』である」と内藤氏は語る。経営戦略や戦術の大事なツールとしての認識が必要であり、「経営者は社員と熱い議論を」と強調する。旅館経営者を悩ませる「手待ち時間をどうするか」といった難題にも迫る(3面に続く)。
【増田 剛】
経営戦略や戦術のツールに、経営者は社員と熱い議論を
【前号の続き】低価格の居酒屋でさえも生ビールや枝豆を頼めばすぐに係が持って来てくれます。客単価2千―3千円の居酒屋が1品出しするフルサービスをしている一方で、2万―3万円の旅館がセルフサービス型のオペレーションをやろうとしている。これでよいのかを経営者はもっと考えなければなりません。
※ 詳細は本紙1518号または10月5日以降日経テレコン21でお読みいただけます。