北海道観光関係者約100人が「元気です 北海道」!観光プロモーションで声高らかに宣言
2018年11月8日(木) 配信
北海道観光振興機構と北海道旅客鉄道(JR北海道)は11月7日(水)、旅行会社を対象に年2回開催する「北海道観光プロモーション」を開いた。商談会やJR北海道の商品説明会が行われたほか、懇親会では北海道の観光関係者約100人がはっぴを着用し登壇。旅行会社関係者約250人を前に「元気です 北海道」と声高らかに宣言し、会場は熱気に包まれた。
北海道胆振東部地震後、北海道は 「元気です 北海道」を合言葉に復興に取り組んでいる。今回の観光プロモーションでは、“旅行会社と道内地域の意見交換の場”という従来の目的に加え、北海道の元気な姿をPRすることで落ち込んでいる観光需要の回復を目指した。
高橋はるみ北海道知事は「発災から2カ月が経った。道内ほとんどの地域で日常が戻っているが、北海道観光は風評被害に苦しんでいる。これから迎える冬、来春、来夏へ向けて観光の盛り上げに取り組み、これまでの分を取り返していきたい」と力を込めた。
北海道観光振興機構の堰八義博会長は「昨年の国内観光客は606万人となり、11年ぶりに600万人を突破する快挙だった。好調の最中の地震だったが、負けずに元気な観光を取り戻すため頑張っていく」と語った。
北海道旅客鉄道の島田修社長は「発災以来、全国からたくさんの励ましの言葉をもらった。北海道新幹線が来春3年目を迎えると同時に、19年4月から十勝を舞台にしたNHKの朝ドラ『夏空』の放送がスタートする。北海道は盛りだくさんの話題で待っているので、ぜひ足を運んでほしい」とアピールした。
さらに、北海道に縁がある著名人から寄せられたビデオメッセージを披露。タレントのタカアンドトシさんや女優の高橋惠子さん、北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀さんなどが北海道の魅力をPRし、「元気です 北海道」とアピールした。なお、ビデオメッセージは今後、北海道観光公式サイト「GoodDay 北海道」で公開する予定。