No.356 外国人留学生と座談会 - 訪日外客増加へヒアリング
外国人留学生と座談会
訪日外客増加へヒアリング
訪日旅行者数1000万人達成とさらなる増加に向けて、外国人観光客の受入環境整備の促進が求められている。観光庁は9月25日、的確な政策へのヒントを得るため、日本在住の外国人留学生から生の声を聞く座談会を行った。国土交通副大臣や観光庁長官をはじめ、観光庁や関係部局の幹部、観光関連団体の担当者らが、8カ国12人の外国人留学生からヒアリング。英語標識の促進や日本文化の情報発信強化などの課題、公共交通機関の高運賃や早い終電時間への苦言など、さまざまな課題が浮かび上がった。
【伊集院 悟】
地方でも英語標識を、日本文化の発信強化が必要
2013年1―9月の訪日旅行者数の累計が前年同期比22・4%増の773万人となり、13年目標の1千万人達成へ期待が高まるなか、2020年の東京五輪開催も決定し、より一層の外国人観光客の受入環境の整備促進が求められている。
観光庁が開いた座談会に集まった留学生は、韓国、中国、タイ、マレーシア、ベトナム、ネパール、メキシコ、エクアドルの8カ国出身の12人。鶴保庸介国土交通副大臣(当時)や久保成人観光庁長官をはじめ、観光庁や鉄道局、航空局、港湾局などの関係部局の幹部、日本政府観光局(JNTO)の松山良一理事長や、日本旅行業協会(JATA)や日本観光振興協会などの観光関連団体の担当者らが参加した。
※ 詳細は本紙1524号または11月15日以降日経テレコン21でお読みいただけます。