旅フェアに8万人、123団体・企業が出展(日観振)
日本観光振興協会は11月8―10日まで、東京・池袋サンシャインシティで「旅フェア日本2013」を開き、メイン会場への来場者総数は8万1287人となった。旅フェアは今年で18回目。
初日の8日に行った開会式で山口範雄会長は「全国の地方自治体や観光関連の123団体・企業に出展いただいた」と報告。「今回は『旅のアミューズメントパーク』をテーマに掲げ、楽しく旅を体験できるようにした。昨年に続き、アンテナショップをサテライト会場にし、単一会場では難しかった観光と物産の連携を実現した。昨年は16軒だった参加ショップも今年は27軒と大幅に増え、各ショップをまわるスタンプラリーを1カ月に延長し、内容も充実した。旅フェアがご来場のお客様に日本の旅を心から楽しんでいただく一助となり、日本の観光振興の起爆剤として寄与することを大いに期待している」と語った。
また、来賓で出席した観光庁の佐藤善信次長は「各地域が魅力を発信する場の旅フェアが、観光立国の基本理念の『住んでよし、訪れてよし』の地域づくりにしっかりとつながることを祈願する」とあいさつした。
会場は6つのテーマでエリアを設定。エリアごとに主催者プログラムとして各種体験メニューを実施し、順番待ちができるほど好評だった。とくに、「着地型旅行・伝統工芸エリア」のワークショップや「スポーツ・アウトドアエリア」のサイクリング体験は予定の参加者を上回る結果だったという。
JRの上野・東京・新宿駅と、アンテナショップのサテライト会場への来場者数は、推計で約4800人。ラリーゲームへの参加者はJR3駅達成者が228人だったほか、アンテナショップ10店舗以上達成者も46人いた。