平谷キッズが最優秀賞、観光課題の解決アイデア創出で
2018年12月3日(月) 配信
平谷村教育委員会(長野県)の移住定住や子育て支援を手掛ける「平谷キッズ・ビレッジ・プロジェクト」が、新しいアイデアを短時間で創出する「アイデアソン」の最優秀賞に選ばれた。
同イベントは、コンピュータ・ソフトウェアとコンピュータネットワークシステムの企画や開発などを行うレッドハット(望月弘一社長、東京都渋谷区)が主催。観光をテーマに同社のシステムで、課題の解決をはかるアイデアを募集した。
平谷村のプロジェクトが考案した「子供のための小さなリゾート」は、システムを使い家族で旅行に来てもらいやすい日を判断し、イベント企画などを行うアイデア。季節ごとのレジャー情報を提供することでリピーターになってもらい、定住につなげる。
表彰式で「平谷キッズ・ビレッジ・プロジェクト」の関係者は、「村には多くの観光施設がある。今回の受賞をきっかけに、村に遊びに来てもらい、魅力を体感してほしい」と語った。
レッドハット執行役員、テクニカルセールス本部長の佐藤和喜氏は、「平谷キッズ・ビレッジ・プロジェクトのアイデアは、今後新しいビジネスモデルに発展していく、大きな可能性を秘めている」と語った。
優秀賞以下の受賞アイデアは、次の通り。
【優秀賞・当日賞】みんなでおたすけ(Miku氏)【優秀賞】観光おもてなしソリューション(完倉京子氏)