ピーチとの統合に伴い19年10月バニラ・エアの運航が終了
2018年12月18日(火) 配信
ANAホールディングス傘下のピーチ・アビエーションとバニラ・エアは12月17日(月)、バニラ・エアの運航を19年10月26日(土)に終了すると発表した。両社は19年度中の統合をすでに発表しており、統合後は、ピーチにブランドを統一する。
バニラ・エアの路線や便数は、ピーチのサマーダイヤ期間(2019年3月31日(日)~10月26日(土))に段階的に縮小される。成田―函館線など一部路線は、廃止される。現在バニラ・エアが保有する機体15機は、19年3月からピーチ仕様の機体に変更を開始。引き継ぐ機体数は、現在検討が進められている。
両社の統合は、海外LCC(格安航空会社)との競争が激しくなるなか、アジアナンバーワンのLCCを目指すべために行われる。今年11月からは、ピーチの井上慎一CEOと森健明副社長が、バニラ・エアの社長、副社長を兼任している。またピーチは、2018年度中を目途にANA ホールディングス(片野坂真哉社長)が保有するバニラ・エアの全株式を取得することも発表している。