東京スカイツリー 天望回廊 その名にふさわしく
完成すると高さ634メートルになる東京スカイツリーの「天望回廊」が4月17日、報道陣向けに初公開された。
350メートルの高さにある「天望デッキ」よりも100メートル高い。超高速エレベーターを乗り継いで展望回廊へと到着。チューブ状の通路を緩やかな傾斜にして、最高到達点の451.2メートルの高さまでゆっくり周遊する仕組みになっている。あいにくの曇天で富士山、東京湾ほか彼方に広がる景色の眺望はかなわなかったが、東京ドーム、上野公園不忍池、新宿の高層ビル群、東京タワーなどがジオラマのように見える。曇りの日や雨の日でもスクリーンで晴れた日の景色を映し出す。
7月10日までは完全予約制、7月11日からは当日券も販売する。
天望回廊 ガラスに投射される最高到達点の高さ
天望デッキ 見える床ガラス