test

漆器と食でワンランク上のもてなし 会津・麗の食スタイル

2012年7月27日
編集部

漆器に盛り付けたお料理(イメージ)

 福島県会津若松市では会津が誇る「漆器」と「食材」を提供できる仕組みをつくり、宿泊施設や飲食店で上質なサービスとして提案することを目指す「会津・麗(うるわし)の食スタイル」という企画を実施しています。

会津漆器の良さは「食に寄り添った」使いやすさと言われています。郷土料理「こづゆ」の手塩皿に代表されるように、その形は食を最大限に引き立てるためにかたどられています。取り組みでは、食器洗浄機が使えない等の理由で、旅館でも見かけることの少なくなった漆器を、バイキング料理のメーンディスプレイとして、また、お宿からお客様への心のこもった一品の器として活用します。

食材は「生産者がわかる」食材を使うことに力を入れています。宿と生産者双方に会員を持ち、受発注の一元化を担ってきたNPO法人素材広場のノウハウを生かしました。お出しする食材は、国の放射性物質の基準値を超過しないことが確認されたものだけを使っています。

7月から9月末までは、ホテルグランデコや庄助の宿瀧の湯など10軒の宿の食事で「会津麗」コーナーを実施。専用パンフレットを作製したほか、グルメ情報などを紹介するホームページ「Yahoo!ロコ」にも掲載しています。

夏に企画を実施している10軒のお宿情報は「素材広場」のホームページでご覧いただけます。

いいね・フォローして最新記事をチェック

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。