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ブッキング・ドットコム、「ゲスト・レビュー・アワード2018」発表 野沢温泉が受賞率国内最多に

2019年1月10日
編集部:平綿 裕一

2019年1月10日(木) 配信 

口コミが高評価の宿泊施設に贈られる

ブッキング・ドットコム・ジャパン(アダム・ブラウンステイン代表)はこのほど、219の国・地域にある75万9845施設のなかから「ゲスト・レビュー・アワード 2018」を選出した。日本は8456軒の施設が受賞した。17年の6287軒から2千軒以上増え、1つ順位を上げて21位となった。

 2018年度の受賞施設数を国別に見ると、最多は10万6513軒のイタリアで、次いでスペイン(4万6646軒)、フランス(4万5286軒)とヨーロッパ勢が上位を占めた。

 全体の宿泊施設数に対し、受賞率が最も高かった国はオーストリア、次いでチェコ共和国、ポーランド(※1)で、地域別ではギョレメ(トルコ)、スルニ(クロアチア)、鵝鑾鼻(台湾)となった。日本からは野沢温泉(日本)が第8位に入った。(※2)

 日本国内では、「野沢温泉」で登録している施設数の77%もの施設が「ゲスト・レビュー・アワード2018」を獲得し、このほか湯布や高山、奈良と温泉街の受賞が目立つ結果となった。

ヨーロッパ地域が攻勢
野沢温泉がランクイン
野沢温泉では、8割弱が賞を獲得

アパートメントやユニークな宿泊施設が定番人気に

 最も受賞数が多かった世界の宿泊施設タイプは2年連続でアパートメントとなり、18年は全体の36%を占めた。全体の73%は一軒家やアパートメントをはじめ、船上ホテルやイグルー、ホームステイにカントリーハウスといったユニークな宿泊施設となっている。

 ふたを開けてみると、昨年に続いてトップ5に入った施設タイプ<アパートメント(26万9649軒)、ホテル(14万8913軒)、ゲストハウス(7万8574軒)、B&B( 6万6697軒)、別荘(5万6303軒)>とユニークな宿泊施設が多い。日本では引き続きホテルでの宿泊が人気で、次いで民宿、旅館とつづく。

 同社が世界29の市場で合計2万1500人を対象に行った調査によると、3分の1以上(35%)が「19年はホテルよりも別荘やアパートメントといったバケーションレンタルに宿泊したい」と応えた。

 さらに23%の人が「19年に自身が所有する部屋や別荘を宿泊先としてオンライン旅行サイトに掲載することを検討する」とし、43%の旅行者が「19年は今まで泊まったことのない宿泊施設タイプを予約してみたい」と答えた。ユニークな宿泊施設の人気はさらに高まりそうだ。

「人とのつながりや温かさに価値を」

 ホーム部門担当バイスプレジデントのオリヴィエ・クレリヨン氏は、「ユーザーの皆様は、施設タイプや大きさやロケーションよりも、細部までの気配り、個人に特化した独特なサービスなど、人とのつながりや温かさに価値を置くようです。ゲスト・レビュー・アワードを通して、宿泊施設のオーナーやスタッフの皆様が日々努力を積み重ね、誠意をもってゲストへ最高のおもてなしを提供していることを称えるとともに、弊社からの感謝の意を表したいと思います」と語った。

「ゲスト・レビュー・アワード 2018」について

 受賞対象となるには、2018年10月31日(中央ヨーロッパ時間)時点で、最低5件以上の口コミと、それらにもとづく平均口コミスコアで8.0以上が必要。同社のサイトに口コミを投稿できるのは、実際に宿泊施設に滞在したゲストのみ。

 ゲストにはチェックアウト後に、清潔さ、快適さ、ロケーション、施設・設備、スタッフ、お得感の6つのカテゴリーで宿泊施設を評価できる。同社のサイトに掲載される口コミについて、同社は「編集や調整を一切行わず、実際に滞在したゲストによる生の声をそのままお届けしています」という。

 ※1:国内における「ゲスト・レビュー・アワード 2018」の受賞率が高く、平均(4000軒以上の受賞施設)を上回る施設数が受賞している国を算出

 ※2:地域内(市内)における「ゲスト・レビュー・アワード 2018」の受賞率が高く、平均(60軒以上の受賞施設)を上回る施設数が受賞している地域・都市を世界の各エリアから算出

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