観光技術のプラットフォームを目指す 国際観光施設協会が賀詞交歓会開く
2019年1月15日(火) 配信
国際観光施設協会(鈴木裕会長)は1月10日(火)、ホテルメトロポリタンエドモンド(東京都千代田区)で賀詞交歓会を開いた。鈴木会長は、「今後協会は、観光技術のプラットフォームを目指す」と宣言した。最新技術を生かし、人手不足など観光業界の課題解決に向けた提案をしていく。
また鈴木会長は、今年度から活動を始めたホテル&リゾート分科会の活動内容を紹介した。分科会が探求する「ユニバーサル客室の研究」では、バリアフリー対応がされていない宿泊施設の客室でも利用できる電動車イスを考案した。日本の木材活用による循環再生社会を目指す「木づかい運動」では、考案した木柵が大きなマラソン大会で使用された。
鈴木会長は「日本人に、木を使うことの必要性に気が付いてもらうことが目的。木柵には、地域産材を使うきっかけとしての役割を期待している」と語った。